ニューダンガンロンパV3クリア後感想

端的に申し上げるならば「やってくれたな」というところです。
ネタバレNGであるので、明瞭に感想を述べることが極めて難しい。しかし、誰かと感想を共有したい作品でもある。
あとAmazonレビューとか他人の評価は知っての通り信用しない方がいい。自分の感覚を信じろ。

私はこういう展開が大好きなので、ラストの展開含め非常に楽しめました。しかし、プレイヤーの感想は賛否両論であります。
あまりこれをプレイしない方がいいな、という人を以下に挙げます。該当する人間がプレイすれば貴方はただの厄介なオタクになり下がるでしょう。

  • キャラ推しな人(特定のキャラが好きでゲームを買う人)

率直に申し上げますと、事もあろうにダンガンロンパシリーズをこの目的で購入する人間は理解できないですが、貴方がもしも「このキャラは絶対に死なないだろう」と思って本ソフトを購入したのなら「それは違うよ」と論破します。
死ぬことを覚悟して購入してもやはり「それは違うよ」と論破されるでしょう。

  • 本作が続編だと思っている方

「新章」という言葉の意味を理解しておられない方がたくさんいらっしゃる訳ですが、本作は新章であります。故に、是非ともダンガンロンパ1・2、絶対絶望少女などとは切り離して考えることをオススメします。

  • ダンガンロンパシリーズをこよなく愛し、自分が真っ当な善人だと信じている方

このような、キャラクターが塵芥のように殺し殺されながら希望とか絶望を追い求めるデスゲームを楽しんでプレイしている身であるにもかかわらず、自分が真っ当な善人で真っ直ぐな人間であると自負しているならば本ゲームはプレイすべきではありません。まるで醜い自身を映す鏡を見せられたかの如く貴方は憤るでしょう。

  • フィクションをフィクションと理解しておられない方

本作品がフィクションでゲームであるということを理解しておらず、必要以上に感情移入してしまったり、自分自身を投影してしまう清らかな方におかれましてはこのゲームをプレイしないことをオススメします。

  • 悪趣味なオシオキ(処刑)が嫌い

なんでこのゲームやってるの?


以上を踏まえてプレイするなら、是非とも「ダンガンロンパ1・2Reload」をプレイしてから本作品に望まれることをオススメいたします。

1と2をプレイしておくと、5章ぐらいまでは「あれ、新章って言ったよね?」と思いながらプレイしていると思いますが、6章で「ダンガンロンパお前それをやるのか」という気持ちで笑ったり、もしくは泣いたりすると思います。別にプレイしなくても問題ありません。ただし、後の祭りです。

感想

なんか「ダンガンロンパV3 感想」みたいなワードで検索すると1ページ目ぐらいに表示されるせいかそれを目当てで来る人間が多いというのに感想があまり記載されていないので、流石に申し訳ないなどとは思わないが気がかりではあったので簡単に感想を追記することにしました(2017/1/27)

 率直に申し上げると、「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」からプレイしてる人は絶対にプレイして、ということです。なんか「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」でマイルドになっちゃったなーとかガッカリしてた人とかも絶対プレイして欲しい。2よりも1や絶対絶望少女あたりが好きな人の方が楽しめるかもしれない。オススメしたいポイントとしては以下の3点です。

  • サイコさ
  • どんでん返し
  • 推理パート

 サイコさは「千本ノック」を初めて観て衝撃を受けた人で2のオシオキに物足りなさを感じていた人間は間違いなく満たされるでしょうし、ストーリーも真相を含め極めて悪趣味なので安心してオススメできる。ただしダンガンロンパシリーズはある程度の整合性を犠牲にして勢いで進んでいくタイプの物語なので、そういう理詰めを期待するのはあまりオススメできない。
 どんでん返しはとにかくプレイして、エピローグまでプレイしてということです。アナタ様の期待を裏切らないシリーズ最大のどんでん返しが観られることでしょう。
 推理面の難易度は「ダンガンロンパ霧切」の著者である北山猛邦氏がトリック監修をしていることもあって多分シリーズでもっとも高い。割と道理に合わなさそうなトリックの穴もありますが、あまり細かいところを気にするゲームでもないので問題ありません。

 学級裁判でのミニゲームはブレインドライブと理論武装以外は全部楽しめました。本作品はシリーズの中でももっとも周回プレイをオススメしたい作品ですが、学級裁判が長かったりスキップがあまりスムーズではないなど、作りが周回プレイに向いてないところがあり、それが残念だった。おまけモードはFC,SFCあたりのレトロなRPG好きには楽しめると思う。紅鮭団は両方の主人公で欲しかった。

 この手のシリーズものでよく見受けられるのが「1や2を制作していた時点でV3の構想があった」と思う人間ですが、2を作るにあたって希望ヶ峰学園とかの設定をまとめなおしたのが「ダンガンロンパ/ゼロ」らしいので、シリーズとしての構想が1作目からある作品以外はおおむね後付け設定であるということは頭に入れて欲しい。
 ダンガンロンパは元々売れることを想定して作られていない挑戦的な作品であったので、「続編作るならこうしたい」みたいな願望はあったかもしれませんが、シリーズ物としての構想はなかったと考えるのが自然でしょう。

 あまり感想になっていないような気がしますが、オススメポイントがいいと思った部分です。他人のネガティブなレビューに惑わされず興味をそそられたのならプレイしてみて欲しい。
 いつもダンガンロンパをプレイする度に思うんですがなんでこのシリーズ「ダンガンロンパ らぶchu☆chu」みたいな作品を作らないのかと疑問に思う。スクールモードやアイランドモードの類はあくまでもおまけモードでしかないですし。

最後に

モノクマーズとは一体。